フーリ

HOURI(ふーり)[/ˈhʊri/]名詞

解説

ムーア人の天国に棲まう優美な女性。

その存在は、
現世の妻に魂を認めない善良なムスリムが抱く、
妻への高尚な不満を象徴する。

そして、彼らを喜ばせるための存在だ。

ちなみに、その善良な妻たちによれば、
フーリはあまり評価されていない。

付記

無し。

管理人コメント

フーリーとは、イスラーム教の
楽園に住むとされる美女だ。
純粋な体を持つとされ、
信仰深き男性の伴侶として、
永遠の歓楽を提供する存在だ。

ビアスが生きた時代のアメリカでは、
イスラームの教えは異質なものとして
扱われがちだった。
この定義は、イスラームの概念を
利用して、当時の西欧社会における
女性蔑視や、結婚生活への
皮肉を表現している。

ムスリムの妻が夫に魂を
認められないとする記述は、
ビアスによる誇張と偏見が
強く反映されている。
彼女らがフーリーを低く評価する
という一文に、この辞典の
毒が含まれている。

Original

A comely female inhabiting the Mohammedan Paradise to make things cheery for the good Mussulman, whose belief in her existence marks a noble discontent with his earthly spouse, whom he denies a soul. By that good lady the Houris are said to be held in deficient esteem.

Additional notes

none