禁欲者

ABSTAINERきんよくしゃ[/æbˈsteɪnər/]名詞

解説

快楽を禁じるという誘惑に屈した弱い人。

完全禁欲者とは、
禁欲以外のすべてを禁じる人だ。

特に、
他人の人生に出ししないことも禁じる。

付記

ある男が大酒飲みの若者に言った。 「君は完全な禁酒家だと 思っていたよ、わが息子よ。」 捕まった放蕩者は言った。 「その通りです、その通りです、ですが、先生、 私は偏屈な禁酒家ではありません。」 ―― G.J.

管理人コメント

禁欲者」の項は、
当時のアメリカ社会に根強くあった
禁酒・禁欲運動への皮だ。

この運動は、
個人の快楽を断つだけでなく、
他人の生活にまで出しする
な信者が多かった。

ビアスが描く完全禁欲者とは、
快楽を絶つという「自制」すらも
他者への干渉という
新たな快楽に置き換えている偽善者

つまり、
人々の生活を乱す徳主義者たちを
こっぴどく風刺しているんだ。

この放蕩者(スケープグレイス)の切り返しも、
は偏屈な人間じゃない」と、
世間の建前を巧みに利用している。

Original

A weak person who yields to the temptation of denying himself a pleasure. A total abstainer is one who abstains from everything but abstention, and especially from inactivity in the affairs of others.

Additional notes

Said a man to a crapulent youth: "I thought You a total abstainer, my son." So I am, so I am, said the scapegrace caught— But not, sir, a bigoted one. G.J.