イーコール

ICHORいーこーる[/ˈaɪkɔːr/, /ˈɪkər/]名詞

解説

神々や神に奉仕し、
血の代わりを果たす流体。

付記

ディオメーデスに槍で刺された 美しきウェヌスは、 荒れ狂う隊長を抑えつけ、 こう言いました。 「見よ、向こう見ずな人間よ。 お前が血を流させたのは誰か。 お前の魂は、神の血(イーコール)で 白く汚れてしまったのだ!」 ―― メアリー・ドウク

管理人コメント

イーコールはギリシャ神話で
神々の血管を流れる液体だ。
人間とは違う高貴な存在
象徴する言葉として使われた。

テーブルの引用文では、
トロイア戦争の英ディオメーデスが
神アフロディーテ(ウェヌス)を
傷つけた場面が元になっている。
彼女の流したイーコールを見た
人間が驚愕するという設定は、
神と人との絶対的な差を描く。

ビアスの皮は、この高貴な血が
かえって人間を汚すものとして
描かれる点にある。
神の領域を侵した者の罪深さを
逆説的に強調しているのだ。

Original

A fluid that serves the gods and goddesses in place of blood.

Additional notes

Fair Venus, speared by Diomed, Restrained the raging chief and said: Behold, rash mortal, whom you've bled— Your soul's stained white with ichorshed! Mary Doke