美食家

EPICUREびしょくか[/ˈɛpɪˌkjʊr/]名詞

解説

エピクロスの敵対者。

禁欲的な哲学者でありながら、
快楽こそが人間の主要な目的だと主張し、
感覚的な満足に時間を浪費しなかった。

付記

無し。

管理人コメント

この辞典の「美食家(EPICURE)」は、
現代の「グルメ」のイメージとは真逆だ。
ビアスは古代ギリシャの哲学
エピクロス(Epicurus)に言及している。
彼が唱えた快楽主義とは、
快楽を求めること自体ではなく、
苦痛のない平穏な状態
(アタラクシア)こそ最高の目的とする。
禁欲的で、感覚的な満足に
ふけることを戒めていた。
つまりビアスの「美食家」は、
世間で誤解されている
エピクロス主義者を皮ったものだ。
この時代、世間では既に「エピキュリアン」が
贅沢な食通を指す言葉になっていた。
ビアスは哲学の本来の意味を強調し、
俗っぽい使用法を笑っているのだ。

Original

An opponent of Epicurus, an abstemious philosopher who, holding that pleasure should be the chief aim of man, wasted no time in gratification from the senses.

Additional notes

none