両立不可能

INCOMPOSSIBLEりょうりつふかのう[/ˌɪnkəmˈpɑsəbəl/]形容詞

解説

他者が存在するならば、
存在しえないこと。

世界に一方のための余地はあっても、
両方のための余地がない場合、
二つの事柄は両立不能となる。

ウォルト・ホイットマンのと、
人に対する神の慈悲のように。

両立不能とは、いわば
相容れなさが解き放たれたものにすぎない。

「出て行け、痛い目に遭わせてやる。
会ったが最後、殺してやる」といった
下品な言葉の代わりに、

「閣下、我々は両立不能である」という言葉は、
同じように重大な暗示を伝える。
しかも、それはすべてにおいて
荘重な礼儀正しさの上にある。

付記

無し。

管理人コメント

両立不可能」とは、
世の中に一方しか許されないという
厳しく皮な見方だ

有名人ウォルト・ホイットマンは、
当時の常識から逸脱した
奔放な風を持っていた

そのため、キリスト教的な
「神の慈悲」という概念とは、
根本的に相容れないものとされる

ビアスは、この「両立不可能」を
「お引き取り願おう」といった
乱暴な言い回しを避ける、
上品な決別の言葉として提案している

言葉の裏には、
社会の偽や矛盾を
冷徹に見つめる視線がある

Original

Unable to exist if something else exists. Two things are incompossible when the world of being has scope enough for one of them, but not enough for both—as Walt Whitman's poetry and God's mercy to man. Incompossibility, it will be seen, is only incompatibility let loose. Instead of such low language as "Go heel yourself—I mean to kill you on sight," the words, "Sir, we are incompossible," would convey an equally significant intimation and in stately courtesy are altogether superior.

Additional notes

none