サイコロの目

DIEさいころのめ[/daɪ/]名詞

解説

ダイス(dice)の単数形が「die」である。

「言うなかれ、ぬなかれ(Never say die)」
という禁止の格言があるため、
この言葉を耳にすることはめったにない。

とはいえ、長い間隔を置いて

「サイは投げられた(The die is cast)」

と言う者がいる。
これは真実ではない。

なぜなら、サイは鋳造されるのではなく、
切り出されるものだからだ。

この語は、高名な人にして国内経済学の
権威、ディーピュー上院議員による
不朽の対句に見出される。

付記

サイコロほどの大きさの 一切れのチーズが、 かじりつくネズミを捕らえるための 罠のエサになるだろう。

管理人コメント

「サイは投げられた(The die is cast)」
は、カエサルがルビコン川を
渡る時に言ったとされる言葉だ

後戻りできない決断を下した
という意味で使われる

彼は元老院の命令に逆らい
武装して川を渡り内戦を始めた

ビアスが「真実ではない」
と皮るのは
「サイは鋳造でなく切り出す」
という言葉の語源論と
「決定はされた」という
格言の重みをかけているからだ

Original

The singular of "dice." We seldom hear the word, because there is a prohibitory proverb, "Never say die." At long intervals, however, some one says: "The die is cast," which is not true, for it is cut. The word is found in an immortal couplet by that eminent poet and domestic economist, Senator Depew:

Additional notes

A cube of cheese no larger than a die May bait the trap to catch a nibbling mie.