終わり

ENDおわり[/ɛnd/]名詞

解説

発言者から左右どちらのも届かない、
最も遠く隔たった位置。

付記

タンバリンを演奏していた男は みるみるうちに弱っていった。 死の刻印が彼の顔にはっきりと現れた。 顔は青ざめていたが、それは清潔だったからだ。 「これが終わりだ」と病人は かすれゆく声で言った。 そして、しばらくして彼は死んだ。 タンバリンは骨と化した。 ―― ティンリー・ロコット

管理人コメント

ビアスが生きた当時の米国では、
黒人のミンストレル・ショーが
盛んであり、タンバリンはその
ショーの重要な小具だった。

に登場する「タンバリン」は
ショーの出演者を指している。
の床についた貧しい芸人の
悲哀を、ビアスは冷徹に
描き出す。

そして、そのは同時に、
彼が立っていた「最も遠く
隔たった位置」(社会の辺縁)
からの退場を意味している。

Original

The position farthest removed on either hand from the Interlocutor.

Additional notes

The man was perishing apace Who played the tambourine; The seal of death was on his face— Twas pallid, for 'twas clean. This is the end, the sick man said In faint and failing tones. A moment later he was dead, And Tambourine was Bones. Tinley Roquot